松本市のパーソナルジムならカラダのメンテ | ブログ

　3月末に開業における資金に関して税理士さんにお話をさせていただくこととなり、現在はそれに向けて私の事業について「伝える」ための準備をしています。
　その準備をするきっかけについては「今後にむけての準備〜税理さんにお会いするまでに〜」を御覧ください。

最初にとりかかったこと

　まずは、「自分の事業」を自分なりにまとめようと思いました。「創業計画書」も書いているので、頭の中ではすでにまとまっている気でいました。しかし、いざ相手に伝えようと見える形にまとめだすと思うようにいきません・・・
　わかりやすいようにシンプルにまとめたいと思うのに、だんだん余計な情報が増えてきて、結局何を伝えたいのか見失ってしまいます。

　自分のやりたいことは明確にしているつもりでした。私は、本当に「つもり」だったことに気が付きました。
　開業を決めた理由については「開業への思い」について書かせていただいた通りで、その思いがあればブレずに開業まで進めるだろうと思っていました。
　改めて相手に伝える形を意識してまとめだすと、実際はブレるどころか、定まっていないことがたくさんありました。

　開業への思いは私にとってとても重要で、エネルギーになっていることは間違いありません。しかし、この思いはあくまで自分のことだけが視点になっていました。
　私が相手にシンプルに伝えるために必要なことは、自分が誰にどのような目的でどのようなサービスを届けたいかという明確な指針だと思います。つまり、「自分の思い」だけでなく「お店の思い」が必要なのです。

　サービスを届けたい相手も含めた視点で「自分の事業」をとらえることができていないと気が付きました。このままでは、私の事業（お店）の存在意義が明確にできません。そんなお店ではお客様は困惑してしまうと思います。
　「この店は何をしたいのだろう」と。

この木なんの木♪

　今、私は自分の事業（お店）に対して大きな木をイメージしています。「開業への思い」という土壌に根を張り、「開業への思い」を汲んだ「お店の思い」という太く強い幹が育ち、その幹から枝葉となるサービスが生まれるのです。

　次の問題は「お店の思い」をどう作り上げて、表現するのかです。私としては「開業への思い」がしっかりしていれば大丈夫だろうと思っていたので、打つ手がありません。

　私が行き詰まったり、困ったときの行動パターンは「今後にむけての準備〜税理さんにお会いするまでに〜」にも書かせていただいた通り以下のものです。

1. インターネットで情報をざっくり集める
2. 自分に必要そうと思えた情報に関する本を探す
3. 本を読み、その情報が自分の問題解決に使えそうか考える
4. 自分の問題解決にその情報を使ってみる

　今回もそのパターンに則り、開業や新規事業立ち上げに関するコンセプト（お店の思い）の伝え方を学ぶ目的でインターネットでの情報収集がスタートしました。　

１．インターネットで情報をざっくり集める

　『開業　コンセプト』『事業　伝え方』など私がほしい情報のキーワードで検索をしてみました。ざっと検索結果に目を通すと、ヒットする記事はどれも経済学的な内容でした。
　今、このブログを書いていて思いましたが、商売をしようとしていますから経済学に当たるのは当然ですよね。
　こういうところが、私は不器用というか効率が悪いなと感じてしまいます。自分のパターンにハマりすぎるのも考えものですね。

　自分の求める内容に近い記事があれば少し読み進めて、記事同士の共通点を探していきます。その中で、【ブランド】という単語に行き着きました。ブランドは私でもよく聞く言葉です。ブランドというもののイメージは「アップル」と聞けばオシャレなPCやスマホ、タブレットを、「コカ・コーラ」と聞けば清涼飲料水の中でも炭酸飲料を連想するような感じでしょうか。いずれにしても、【ブランド】は大きな企業の特権のように思っていました。しかし、ある記事にかかれた「ブランドはお客様の中にある」という言葉に、自分に足りていなかった要素を感じました。ブランドの本質を知りたくなりました。

２．自分に必要そうな「本」を探す

　ブランドに検索を絞ってさらに調べてみますと【ブランディング】という言葉に行き着きました。さらに調べていくと、どうやら【ブランド】はモノやサービスを指し、【ブランディング】は活動や取り組みを指す言葉ということが見えてきました。
　そして、自分の知りたいことが【ブランディング】に隠されている気がしてきました。そんな気がしている中で、k_birdさんのブログ記事を見つけることができました。この記事の内容が自分の知りたいことに合っている気がしましたので、記事にも紹介されているk_birdさんの著書「ブランディングの教科書」を読んで見たいと思い、購入を決めました。

　次回は、3.本を読み、その情報が自分の問題解決に使えそうか考える、４.自分の問題解決に使ってみる　について書いてみたいと思います。

• トレーナー活動記録
• 開業進捗状況