冬季競技ナショナルチーム帯同記録 2021-2022シーズン(6)
今回の合宿では、4月より新しく入られたストレングスコーチの方といろいろと話すことができました。
その方は、トレーニング指導だけでなく選手のケアもされている方で、トレーナーとしてスポーツに長年関わっていらっしゃいます。そんな大先輩の手技やコンディショニングの目的などをお聞きする時間を作ることができました。
いろいろと話しをさせていただく中で、今まで自分が感じていた自分の手技に対する迷いを解決するきっかけがつかめたと感じました。そのことについて記しておきたいと思います。
何を目的とするか・・・
今回はチーム帯同中の空いている時間で、選手に対応する際の手技をお互いに受け合い、その中で手技のコンセプトの説明や、実際に受けた際の感想などを伝える形となりました。
私が選手のコンディショニングでケアをする際に気をつけている点は、関節の動きを出すこと、筋へのダメージを極力与えないことです。
それを実行するために手を入れる際に、自分がどこを触るのか目的をもつことを意識していました。このどこを触るのかを今までは、筋(あるいは腱)をベースに考えていました。しかし、関節に近いところ(深いところ)になると、本当に目的とするところを触っているのか迷うことがありました。
一方、ストレングスコーチの方は手を入れる際に頭の中で「収縮性組織(筋・腱)」と「非収縮性組織(関節包など)」を分けて考え、ターゲットを明確にしていると教えていただきました。
今まで、自分の中でも意識していなかったわけではないのですが、「収縮性組織(筋・腱)」と「非収縮性組織(関節包など)」という言葉がより明確なイメージを持つことに繋がりました。
関節の動きを出すことに関して、「非収縮性組織」へのアプローチの意識が弱かったと感じました。これは迷っていたところに対して、大きなヒントをもらった感覚になりました。
どう変化したか
このヒントをもらって以降、選手のケアにおいてより明確な目的を持って手を入れることができるようになったと感じています。
自分が自信を持って選手に対応できるようになることは、結果的に選手にとっても良い結果をもたらすと考えています。
しかし、なんの根拠もない自信ではただの「嘘」になってしまう可能性もあり得ると考えます。
他人の意見を聞かないことも、他人の意見を鵜呑みにすることも、どちらも根拠のない自信に繋がってしまう可能性があります。
今回のように得た情報をどう使うのか自分で判断し、取り入れることが重要で、判断した理由や責任を明らかにしておくことで、「自信」に繋がると感じます。
「自信」を持って選手に対応できるように、自分の行動に責任を持ってトレーナー活動をしていきたいと思います。
カラダのメンテ
住所:長野県松本市蟻ケ崎4-9-5 MKビル2F東
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