冬季競技ナショナルチーム帯同記録 2021-2022シーズン(7)

query_builder 2021/08/14
トレーナー活動記録
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 東京五輪が終わり、北京五輪に向けた準備が更に加速しています(私の中で)。冬季競技ナショナルチームへのサポートは一回行くと4〜5日間ほど滞在しています。

 今回の合宿帯同では、選手の目指すパフォーマンス(動き)についてしっかりコミュニケーションをはかった上でコンディショニングを行うことを意識しました。

何を目指し、何ができるか

 今までも選手のパフォーマンス(調子や動き)についてコミュニケーションをとりながら介入させてもらっていましたが、気が付くと、身体の良くない部分にフォーカスしたコミュニケーションになっているなと感じていました。

 ですから、ケアをしていると関節の動きが良くないとか、力の入り方が悪いなど、身体の部分的な要素の話に留まってしまい、結果的にそういった部分に固執することが増えていたように思います。

 最終的に(身体的な面で)どうやってレースに勝っていくかという話があまりできていないと反省しました。

 もちろん、問題となる部分に目を向けることは重要です。トレーナーとしてカラダの問題に向き合うことは重要な仕事です。

 ただ、そういった問題も踏まえた上でどういう方向性で自分を強化していきたいか、どういう動きが速さに繋がるかなど、「これからどうするか」という視点も大切にしていくことも重要と思います。

 最終的にはチームの目標である北京五輪でのメダル獲得をどうサポートするかが、私自身の仕事です。

どんなサポートができるか

 オリンピックシーズンにおいて様々なプレッシャーの中に置かれる選手が、自分の力を発揮するためにいかに自信を持ってレースに望めるかが重要と思っていますし、そういうサポートをしたいと思っています。

 オリンピック選考にとって重要な試合があと1ヵ月半後に迫っている中で、レースに向けて、オリンピックに向けて、メダル獲得に向けてどう準備していくかを前向きに捉えて選手のサポートをしたいと思います。

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カラダのメンテ

住所:長野県松本市蟻ケ崎4-9-5 MKビル2F東

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